11月19日に、第9回入棺体験会を実施しました。
今回は、テレビの取材があるとの事でしたが、クルーが諸事情で到着が遅れるとの連絡があり、最初はいつもと同じような雰囲気で始まりました。
会場が狭いこともあって、いつもより定員を1名減らしたのですが、結果的に身体の大きい方がお二人いたので、あまり変わらない感じでした^^;
いつものようにビールとおつまみで少しお腹を満たしながら、この会の趣旨やなぜ行うようになったのかを私からご説明しました。
その後は、参加者の方々からなぜこの会に参加したのかを自己紹介とともにお話頂きました。
今回、身近なお身内を最近亡くされたり、介護されたり、同僚を亡くされたり、3.11でご親戚が被災されたりという方がいらっしゃって、「終活」「入棺」に対して真剣な気持ちで参加されている方が多くいらっしゃって、いつも以上に真面目な時間となりました。
その後、エコフィンラボの田畠さんから、現在の日本の葬儀の現状や、いかに葬儀が環境に負荷をかけているか、どうしてエコフィンを提案しているのかなどを分かりやすくご説明いただきました。
説明が終わった後は各人3分間ずつの入棺体験です。
少し入るのを躊躇された方、中に入ったら息を止めていた方など、皆さんそれぞれが何かを感じながら3分という時間を真っ暗な棺の中で過ごしました。
今回、最後の集合写真を撮るのを忘れてしまったのが、心残りです^^;
最後に、参加者の皆さんからの感想を。
- 暗い重い雰囲気はまったくなく、明るい雰囲気の会場とメンバーでした。楽しかったです。
- 入棺そのものはとても不思議な感覚だったことを覚えています。それも、「楽しい」感じの、自分が解放されたような。滅多にできないことなので、多くの方に参加してもらいたいなぁとも思いました。
で、
1.生前から終活を行っていくことはいざという時、慌てないで済むので、看取る人がいたらやるほうがいい
2.人様のために日々を尽くそう
3.毎日を丁寧に生きよう
という想いをとても強く持ちました。 - 完全に閉められた後、外側から聞こえてくる会話に参加したくてもできない! もどかしさと切なさを感じました。
「千の風になって」の歌詞の心境を痛感!「私のお墓の前で泣かないでください。私も悲しくなりますから、、、。」 ホント、聞こえてくる会話が悲しい会話よりも、個人を偲んで、楽しい思い出の会話中心になっていて欲しいと思いました。 - 「ああ、コレがあの世の世界なのか、、、。」と思いました。
たった3分間でしたが、なかなかできない体験でした。
ありがとうございました。 - たくさんの気づきとさまざまな貴重なご意見を得ることができました。
ありがとうございました。 - なかなか経験できない事を経験でき死と生を見直すことができました。 ありがとうございました。
- 入棺して、外の方の話し声が聞こえた時、かここにいる人はたとえ話が聞こえても仲間に入ることはできないことが判ったとき、何とも言えない気持ちになりました。
そして、棺の周りではみんなで楽しい話をして聞かせてあげたいと思いました。
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