2015年1月27日火曜日

2015年1回めの入棺体験会も盛り上がりました

2015年第一回目、通算22回目の入棺体験会を、1月20日に開催しました。

今回はキャンセルなどもありましたが、精鋭の4名にご参加頂きました。
会社の関係などで顔出しNGの方が2名おられたので、写真は少なめです^^;

お一方はある筋ではかなり有名な方で、私は何度もテレビで拝見していますし、その方のお誘いで出たイベントにもテレビカメラが入っていて、私自身がちらっと映ったりしたこともありました。

私から、この会開催の経緯などをお話した後、自己紹介と参加理由の交換タイムで一気に和やかな雰囲気になりました。

エコフィンラボの田畠さんから、環境にやさしい棺って何?という問いかけと解説があり、皆さん目からウロコの話だと、びっくりされてました。

そこからは順番に入棺体験です。
最初に誰が行くか、少し譲り合いがありましたが、皆さん順番に3分づつの体験をされました。


体験後は、皆さんそれぞれの感じ方をされ、それを全員の前で発表、ディスカッションしました。
入るのが怖いと言っていた方も、実際に体験するとだいぶ感じが違ったようです(^^)


また今年も継続して開催予定なので、ご興味ある方はぜひどうぞ。

体験された方々の感想です。

  • 今回漸く参加することが出来まして、死に対する意識が変わりました。
    今回の体験から死とは、決して暗いものではないということを感じ、死と向き合う気持ちになりました。
    人生の最後に納棺はあっても、自分から入る入棺体験というのは、今まで考えたこともなく、暗い感じがしていましたが、今まで両親を見送ってきた葬儀そのものの印象とは全然違っていました。
    決まりきったもの以外に、自分らしい葬儀を(自由に選択出来る)考えられる時代なのですね。
    最近、自分の死生観について考えるきっかけもあり、向き合うことが増えてきました。貴重な体験となりました。
    心より御礼申し上げます。


  • 閉所恐怖症なので、棺の中に3分間入っていられるのか心配でしたが、入ってみると、とても落ち着きました。
    守られた感覚で、まるでお母さんのお腹の中にいる気分。外の声が聞こえると安心し、とても不思議な感覚でした。
    生まれてから死ぬまでがあっという間なんだな~と実感ました。


  • 入棺する前は狭くて暗くて怖い所とのイメージがありましたが、入棺してみると意外にも居心地が良いことに驚きました。
    また外の声が聞こえることで、遠くに離れてしまっているという感覚はなく安心することができました。死に対する恐怖心が少しなくなり、それに至るまでの過程(人生)が重要であることを理解しました。
    また終活についても、これまでは触れてはいけない話題のような感覚がありましたが、入棺体験会により、終活をすることで今をより大切にできること、いざそうなった時に周囲の人を困惑させないことができることから、終活は大切なことだと分かりました。
    今回の貴重な体験を活かしてこれからの人生を充実させていきたいと思います。
    ありがとうございました。


2015年1月6日火曜日

年末に入棺体験会を開催しました

2014年の年末12月22日に「第21回入棺体験会」を開催しました。

今回は、キャンセルもありましたが、女性4名、男性1名が参加してくれました。

その中でも、私のことを全く知らなかったのに、「入棺」をしたいといろいろWebで探して、他のセミナーでは自分のニーズに合わないと思っていたところ、Facebookのある方の投稿がその方のフィードに流れ、私が入棺体験会を開催していることを知って、面識のない私宛に熱いメッセージを送って来られ、今回参加してくれた方もいらっしゃいました。
通常は私か、エコフィンラボ繋がりで参加されるのですが、今まで120名ほど参加頂いて初めての経験でした。
しかし、その方とは趣味や気付きがすごく似ていて、不思議なご縁を感じました(^^)

今回も流れはいつもと同じ。
だけど、何かの縁で今回参加頂いた方々の参加理由や、お仕事の話、体験談などが本当に様々なので、主催者としても毎回すごく勉強になります。
そして、普段は話せないような死や葬儀などについて語り合うと、参加者さん同士がすごく仲良くなるのもこの会の良いところです(^^)




葬儀が環境に負荷を掛けている現状、なぜエコにやさしいエコフィンを開発したのか、エコフィンを実際にどう使ったのか、などなどの目からウロコのお話の後、一人づつ実際に入棺体験を行いました。






入棺後は、生まれ変わった気持ちで(?)、感じたことなどをシェアしましたが、これも皆さんの感じ方がいろいろで、勉強になりました。

ひと通り終了した後は、記念撮影。

約2時間たくさん語り合って、皆さんの顔がスッキリした気がします。

その後は、有志での懇親会だったのですが、全員参加+1名で盛り上がりました(^^)

2015年も引き続き開催しますので、一度体験してみてはいかがでしょうか?

参加頂いた方々の感想です。
  • 棺の中は以外に心地良かったです!
    棺によって、多くの森林が消滅している事
    考えてもみませんでした。
    自分の最期について自分で選択出来る…素敵だと思います!
    これを古い考えの両親にも紹介したい…と思った時
    強化ダンボールの入棺体験がもっともっと広まればいいなぁ~と思いました。
    貴重な体験をありがとうございました。

  • エコフィンというものを知ったのはとてもよかったです。経済的というイメージしか持っていなかったので、それよりむしろ環境重視なのだということがわかりました。寄せ書きしたり故人になじみの布で飾ったりして、祭壇ではなく棺を中心にした葬儀ができると思いました。
    折りたたんで家に宅配されるというのもユニークでいいです。棺、着物、中に入れてもらうものなどマイ葬儀グッズ一式、生命保険書類などもあわせてまとめておけば、残された人もわかりやすいだろう・・・なんて想像が広がっています。参加していた人がおもしろい経歴を持つ人ばかりで楽しかったですね。FacebookとかSNSによる広がりってすごいんだなー。

  • 想像してたほど、孤独で怖い体験ではなかった。死んでいる自分と残された仲間を、少し離れたポジションから客観的に見ている自分に気づいた。正直、もっと長時間(10分程度)体験したら、もっと違った事がたくさん起こっただろうなと思った。また、周りの仲間がたくさんしゃべっていたので寂しさは全くなかったが、できれば、全くの沈黙の中で死んだ自分と対面する時間を5分ほど欲しかった。
    また、読経の声が聞こえる、線香の香りがする等のリアリティがあると、なおさらいいと思った。

  • 蓋を閉じた瞬間、もっと怖い!と感じるかと予想していたのですが、暖かいクッション、くぐもったみんなの話し声などが意外に快適で驚きました。身近な人を送るということ、自分自身の身の始末、そしてエコ+コフィン、この組み合わせは初めての経験ですが、少しずつ考え続けようと思います。
    いちばんこの経験を話して、自分の思いも聞かせて欲しい母には言えないだろうなぁというのが今の気持ちで、これは私の今後の課題です。

  • 入棺してみて良かったです。実際に体験してみないと分からない気持ちや、死を見つめ直すコトができて良かったです。実家暮らしをしているので、早速、お母さんに一緒に入棺しようよって言ったのですが、物の見事に断られました。