2015年7月30日木曜日

1人だけど2人の参加者さんも、、、第27回入棺体験会開催

先日の7月15日、第27回入棺体験会を開催しました。

2組ほど直前でのキャンセルがあるなど、人数が少なめでしたが、今回は初めて『1人だけど2人』の妊婦さんも参加頂きました。
この妊婦さんと私の出会いは、オーロラを観にアラスカに行った時に、現地で出会ったというご縁でした(^^)
また、私の以前からの車仲間で伊丹在住の人が、たまたま出張で東京に来ていたので、声を掛けて参加頂きました。

いろいろなご縁で何とか継続できているこの入棺体験会ですが、おかげさまで述べ160人ほどの方が体験されました。
日本の人口からするとまだまだ砂粒にもならない人数なので、これからも地道に継続していきたいという所存です。

さて、今回人数は少なめでしたが、内容濃く下のような棺で開催しました。


こちらは、芸人コンビの麒麟のお二人が入棺された時に、棺の蓋に川島さんが描いた田村さんの似顔絵。


そんな雰囲気の中での入棺体験会。



しっかり説明を聞いた後は、各自3分ずつ入っていきます。






終了後は、参加者全員で感想や意見の交換をしました。




葬送についても話が及んで、「葬送ナビ」を使って簡単に現在の葬儀の事も学びました。


最後に記念撮影。
皆さん、スッキリしたいい顔です(^^)

次回は、8月20日(木)に開催予定なので、ご興味ある方はいかがでしょうか?
https://www.facebook.com/events/983362518392845/


2015年6月24日水曜日

今回もリピーターさんが参加! 第26回入棺体験会開催しました!

先日、第26回入棺体験会@西麻布を開催しました。

今回、第25回に参加された宍戸さんの会社の後輩の女性2名を含む4名の方々が参加されました。

この会が始まった経緯などをお話した後、皆さんに自己紹介と、なぜこの会に参加したのかをお話してもらっているのですが、特に女性二人は20代という事もあって、どこに興味があって参加されたのか、こちらも興味があったのですが、お一方はご自分が病気を患ったこともあって、死を身近に感じられたことからという理由でした。


いろいろな経験を持った方がいらっしての会話は、毎回勉強になります。

今回もエコフィンラボの田畠さんから、葬儀と地球の環境問題、その人らしい見送り方などのお話を頂きました。
皆さん、初めて聞いた話で、頷きながら熱心に耳を傾けていました。


お話が終わるとお一人づつ入棺体験に入ります。
順番をどうするかで少し間がありましたが、レディ・ファーストで女性から順番に入ることになりました。





全員が入棺したあとは、感想などのシェアをしましたが、やはり感じ方は個々に違うので楽しいシェアの時間となりました。

最後に記念写真を撮って解散。
だったのですが、今回も全員で懇親会に流れ込み、さらに深い話は続いたのでした、、、


次回、第27回入棺体験会は7月15日(水)に開催予定です。
https://www.facebook.com/events/1596085477308399/

今回の参加者さんの感想です。

  • 今回の体験会は、すごく不思議な体験として記憶に残りました。
    普通であれば、意識を失ってからしか経験することのない、「棺に入る」ということ、それを事前に経験することで、様々なことに対して思い出す、考え直すキッカケをいただきました。
    棺の中は意外にも心地よく、また外で参加者の皆さんが会話している声にとても安心感を覚えました。
    「“死”は100%皆が迎えるものだから、それに対して生きている間に何も考えないのはおかしい。」この会話がとても印象に残っています。
    良い体験ができました。ありがとうございました。
  • 棺は何度か見ていても、入るのは初めてで貴重な体験でした。
    また棺を通じて、世界で起こっていることなども考えたことなかったので、改めて世の中知らないことだらけと痛感。
    実際に棺に入るときは、やりたい事やりきって、入りたいと感じました。
    ありがとうございました。
  • 参加者がどのような心情をもってここに集まったかを話すばがあることは大変興味深かったです。死に対し、他人と話をしたことがなかったので、今後そのような場に活発的に出向きたいと思います。


2015年5月27日水曜日

ついに25回目、今回も盛り上がりました

5月18日に25回目となる、入棺体験会@西麻布を開催しました。

前回は、参加者の皆さんが開始時間になっても誰もいないという状況だったのですが、今回は6名全員が7時前に集合されました。

普段は遅れて来る方を気にしながらプレゼンを開始するのですが、最初からビールを飲んで落ち着いて会を開始しました。
今回のメンバーは少し大人しめな方々が集まり、静かな出だしとなりましたが、今回もリピーターの方が1名参加され、いい雰囲気の中進みました。

私から、父の死からのきっかけで、このイベントを開催するに至った経緯などをお話ししましたが、皆さんすごく納得しながら聞いて頂きました。
その後はお一人ずつ自己紹介と、イベント参加のきっかけなどをお話いただいたのですが、人となりが分かることによって、さらに場が和んだ気がしました。





エコフィンラボの田畠さんから、葬儀のあり方、葬儀の自然環境への負荷などのお話を頂きましたが、皆さん今まで気にもしていなかった現実を真剣に受け止めていました。


お話が終わった後は、1人3分ずつの入棺体験。
少し物怖じする方もいらっしゃいましたが、順番に体験していきました。








全員体験した後の感想シェアでは、各々の気付きや過去の体験などですごく盛り上がりました。
やはり、普段話しをすることが無い死や葬儀などの話題や、全員が体験によって気付いたことをざっくばらんに話せる環境が、皆さんに好評なんだなとあらためて実感しました。

すっきりと生まれ変わった方も一緒に、記念撮影をしてイベントは終了。


参加者全員で、懇親会に繰り出していきました(^^)

毎月開催していますので、ご興味がある方はぜひ(^_-)-☆

今回の参加者の方々の感想です。

  • 率直な感想は「意外に広くて空気がよい」でした。棺桶そのもののイメージが閉塞感、暗い、くさい、怖いというネガティブなものばかりでしたのでかなり覆されました。
    ここなら安心して寝れるなと。また自分を見つめ直すのにはもってこいだなと思います。入ってしばらくは遊園地気分で素材や空気感のことばかり見ていましたが、しばらくすると「あっ、私まだ死ねない」とふと思い、「明日からまたがんばろう」と思うようになりました。
    エコフィンも段ボールの感覚はまったくなく、言われなければ普通の木材のように思いました。環境に配慮した物としてこれからもっと認知度があがってほしいなと強く思います。
    問6で「ややそう思う」を選択した理由は、友人には気兼ねなく勧められますが、体験とはいえ親が入っている姿はあまり見たくないし見せたくないのが本音です。自分の最期を自分で考えて、自分で用意した形で最期を迎えられるのが理想だと思います。


  • いくつかありますが、
    ・サイズ感がほどよく思ったより快適でした(笑)
    ・棺に入って閉められるところが、ちょっと怖かったです。
    ・棺の外から聞こえるみなさんの声や笑い声が心地よく、亡くなられた方もこんな感じで集まった方の声を微笑ましく聞いているのかなぁというイメージを持ちました。
    ・知り合いや友達や家族とかと死に関して話すことってなかなかないので、参加された方達とこのようなテーマで話ししたり、体験を共有できるのが嬉しかったし、懇親会も楽しかったです。


  • 今回自分が死んだ後のことを考える良いきっかけとなりました。棺桶の中で聞くみなさんの笑い声に安心感を覚えたり、沈黙に不安を感じたり、死んだ人の気持ちってこうなのかな、と考えたりしました。


  • 棺の中は安堵感と不安が入り混じる不思議な空間でした。狭くもあり、広くも感じるまるで異次元。それはその時の自分が生に対して感じている想いによって変わるのかなと感じました。正直死んでからの世界には懐疑的ですが、自分が死ぬ時、棺が心地よく感じられるよう、精一杯生きようと思いました。また遺された大切な家族や仲間に、自分が何を遺せるかも、真剣に考えたいと思いました。本当に良い体験でした。ありがとうございました。


  • とても貴重な体験でした。真っ暗な箱に入るということは、日常でないことなので、不安な部分もありました。入ってみると、不思議と落ち着き、遠くで聞こえる声や音楽が心地よかったです。亡くなった方は分からないのでしょうが、棺の中に入れる見送る側としては、亡くなった方をどのような状態にするのかを知っておく方が、よい見送りになると思うので、体験会は必要だなと思いました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。


  • このくらいの人数だと一人ひとりが印象に残っていいですね。毎回雰囲気が違うのでその都度、楽しいです。


2015年4月27日月曜日

24回目の入棺体験会@西麻布 始まって以来のできごとが、、、

先日、第24回目の入棺体験会@西麻布を開催しました。
外は時間に寄っては雨や霧雨が降る、少し不安定なお天気。

今回、足掛け2年以上開催してきて初めて、開始時間に参加者が誰も来場していないという珍事。。。
早い人は30分前に来場される回もありますが、今回は開始の1時間前くらいから「遅れます」のメッセージがパラパラ届き、19時には手持ち無沙汰な私だけがいました(笑)

19時を過ぎた所で5回目のリピーターの草苅さんが登場、皆さんが来られる前にくつろいで話をしてましたが、19時半すぎにほぼ全員が揃って開始となりました。

今回、草苅さんを含めてリピーターさんが2名、わざわざ奈良から夜行バスで来られた方、その方のお友だちと、素敵なメンバーでした。

私自身の自己紹介とこのイベントの経緯などをお話したあと、参加者の皆さんの参加動機、自己紹介などをお聞きしました。
皆さん、いろいろな想いがあって、わざわざ足を運ばれるんですよね。。。




エコフィン・レディの安田さんのプレゼンには、皆さんへぇーとか、大きく頷いたりしながら、真剣に聞かれていました。


説明を聞いて環境問題も含めて勉強したあとは、お待ちかねの(?)入棺タイム。
1人3分ずつ棺に入り、完全にフタも閉めて真っ暗な世界に身を委ねます。






全員入棺をしたあとは、参加者全員での感想などの振り返り。
いつもながら普段話すことがない、死や葬儀、環境問題などに数多くの感じ方、気付きがあり、それをシェアすることによって、さらに広がるこの時間が、本当に良い空間だと感じます。

記念写真を撮って終了。
開始時間を押した以上の盛り上がりで、終了したのは22時でした^^;


まだまだ続けていきますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。
次回の第25回入棺体験会は、5月18日(月)の予定です。

ここからは、参加頂いた方からの感想です。
  • あらためて自分の最期を考えるようになった。段ボールの棺でエコを実現する事も出来、私の最期はこの棺で、と思った。参加出来て良かった。ありがとうございました。 
  • 一緒に参加した方々との交流、幼なじみの考えを聞くことが出来て、良かったです。 
  • 葬儀に関することは、普段話題になかったので、この機会に聞くことができ、充実した時間を、過ごしました。 さらに環境問題にも、興味を持ちました。視野が広がりました。 
  • 故人を思い出すきっかけとなると考えています。ただ、棺に入ることだけなのですが、その暗闇の中で、新たな気づきがある。これは、人によって違うと思いますが、故人を思う感覚を大事にできるイベントだと思っています。

2015年3月26日木曜日

23回目の入棺体験会は、顔ぶれが多彩でした

先日、23回目の入棺体験会@西麻布を開催しました。


日が良かったのか(?)たくさんの方にお集まり頂き、たまたまこちらに来られていた、京都で桜葬(樹木葬)をやっている会社の方も飛び入りで参加され、会場は満席でかなり窮屈な感じ。


また、その他の参加者では、いつもiPadやiPhoneを使った動画編集のセミナーを一緒にやっている山田さんや、ある飲み会でお知り合いになったシンガーソングライターの方、入棺体験をしたいと本気で探している所に、FB友達のウォールで前回の模様が流れているのを見て、その方経由でメッセージを頂いた方、紹介頂いて繋がった「おぼうさんどっとこむ」の方々、2回目の入棺となるリピーターの方など、すごく幅広い顔ぶれでした。

私がこれを開催している理由などをお話して、皆さんの自己紹介の時から打ち解けた良い雰囲気になり、葬儀の環境負荷問題やエコフィンの説明を熱心に聞かれていました。




説明を聞いたあとは、お一人3分づつの入棺体験。
入る前は緊張していた人も、3分経って出てくるとスッキリした顔の人が多かったです。









全員が終了後は、入棺して感じたことや、ご自身の体験などのディスカッションをしたのですが、葬儀業界に16年いるという方からも、このことは知らなかったので、これからはこれを選ぶしか無い、、、というコメントを頂いたり、これは全員に体験して欲しい!という声も頂きました。





終了後は記念撮影をして、解散となりました。
皆さん本当に満足そうでした。
次回は4/17に開催予定です。

参加頂いた皆さんからの感想です。


  • 真っ暗で狭いという感覚はすぐに忘れましたが、悟りを開くまでには至らず(当たり前か)。
    なんか不思議な3分間で、きっとまた折に触れて思い出しそうです。
    この会がお葬式や死について考えるきっかけになるし、そういう話を自然にできる場になるのがいいと思いました。
    一方で、木の棺の環境への影響を伝えるのであれば、エコフィンの環境への影響も同様の軸で比較して教えていただくと説得力が増すのではないかと考えます。


  • とても良い経験ができました。ありがとうございます。
    丁寧にひとつひとつ説明していただいたことには、驚きや衝撃がたくさんありました。
    この体験会をもっとたくさんの人に知ってほしい。


  • 本や映画を再度読んだり観たりするように、その時の心境や環境の影響で、また感じ方も違います。忙しいとか自分の時間をじっくり作れていなくて、自分の今の生活や身の回りのこと、仕事や家族や友人、大切な人との関わり方を振り返る時間として、この体験会は素晴らしいと思います。環境のことを考えた、エコの棺で亡くなった人を心を込めて、有り難うの気持ちをこめて、温かく見送る送ることが出来たら、悲しいだけじゃなく、残された人も前向きに幸せになれるんじゃないかと、凄く感じました。一人でも多くの方に体験してもらいたいと強く感じました。


  • 日本で使われている棺が、ほとんど違法伐採による木を加工して作られていると知り、今後どうしていくべきか考えなければいけないと感じました。
    また、自分が死んだらということを考える時間を、入棺により感じられるのだな学びました。


  • 人が自分の人生を一生懸命に生きて、この世でのお役目を終えて旅立って行くということは、決して怖いことではなく、ごく当たり前の穏やかで安らぎに満ちたことなんだと改めて実感しました。勿論、人生を最期まで一生懸命生きて、というのが大前提ですが。
    そして、エコフィン、良いな

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